はじめに
英語で「私は中学生です」「彼は元気です」のような文を作るときは、主語に合うbe動詞を選びます。現在形のbe動詞は am、is、are の3つです。意味はよく似ていますが、どれを使うかは主語によって決まります。
この記事では、中学生や英語を学び始めた人に向けて、現在形の肯定文にしぼって使い分けを説明します。まず主語を見つけ、その主語が1人・1つなのか、複数なのかを確かめることがポイントです。
be動詞の役割
be動詞は、主語とその後ろの情報を結びつけます。日本語では、文に合わせて「〜です」「〜にいます」「〜にあります」などと訳します。
主語が何者かを表す
I am a student.(私は生徒です。)では、I と a student を am が結びつけています。
They are my classmates.(彼らは私のクラスメートです。)では、主語がどのような人たちなのかを表しています。
主語の状態や性質を表す
She is kind.(彼女は親切です。)のように、be動詞の後ろに形容詞を置くと、主語の状態や性質を説明できます。
We are ready.(私たちは準備ができています。)も、主語の状態を表す文です。
人や物がいる場所を表す
Ken is in the library.(ケンは図書館にいます。)のように、be動詞の後ろに場所を表す語を置くこともできます。
The books are on the desk.(その本は机の上にあります。)では、複数の本がある場所を説明しています。
主語別のam・is・are一覧
人称代名詞が主語のときは、次の組み合わせをそのまま覚えると迷いにくくなります。特に I am は特別な組み合わせです。
| 主語 | be動詞 | 組み合わせ | 例文 |
|---|---|---|---|
I |
am |
I am |
I am thirteen.(私は13歳です。) |
You |
are |
You are |
You are my friend.(あなたは私の友達です。) |
We |
are |
We are |
We are in the same class.(私たちは同じクラスです。) |
They |
are |
They are |
They are soccer players.(彼らはサッカー選手です。) |
He |
is |
He is |
He is tall.(彼は背が高いです。) |
She |
is |
She is |
She is busy.(彼女は忙しいです。) |
It |
is |
It is |
It is a dog.(それは犬です。) |
You は「あなた」1人を表すときも、「あなたたち」のように複数の人を表すときも are と組み合わせます。
名詞が主語のときの選び方
人の名前や物の名前など、名詞が主語になることもあります。この場合は、主語が単数か複数かを確かめます。
単数名詞にはis
1人または1つを表す名詞には is を使います。人の名前も、1人なら単数です。
Mika is a tennis player.(ミカはテニス選手です。)My brother is at home.(私の兄は家にいます。)The cat is sleepy.(その猫は眠そうです。)
複数名詞にはare
2人以上、または2つ以上を表す名詞には are を使います。Ken and Yuki のように2人を and で結んだ主語も複数です。
The students are quiet.(その生徒たちは静かです。)Ken and Yuki are good friends.(ケンとユキは仲のよい友達です。)These books are interesting.(これらの本はおもしろいです。)
迷ったときは、名詞を代名詞に置き換えて考える方法も便利です。Mika は she に置き換えられるので is、the students は they に置き換えられるので are です。
肯定文を作る手順
be動詞の肯定文は、次の順序で考えると作りやすくなります。
- 主語を決める
まず、誰や何について述べるのかを決めます。たとえば「私たち」なら
we、「私の父」ならmy fatherです。 - 主語の種類を確かめる
Iなのか、単数なのか、youまたは複数なのかを見分けます。 - 主語に合うbe動詞を選ぶ
Iにはam、単数にはis、youと複数にはareを選びます。 - 主語を説明する語を続ける
職業や立場を表す名詞、状態を表す形容詞、場所を表す語などをbe動詞の後ろに置きます。
たとえば「私たちはよい友達です」は、We + are + good friends の順に並べて、We are good friends. となります。
「ケンは図書館にいます」は、Ken + is + in the library の順に並べて、Ken is in the library. となります。
よくある間違い
意味だけでbe動詞を選ぶのではなく、必ず主語との組み合わせを確認しましょう。次の誤文と正しい文を比べてください。
Iにisを使う
誤:I is happy.(「私はうれしいです」と言いたい文)
正:I am happy.(私はうれしいです。)
主語が I のときに使う現在形のbe動詞は am です。
youにisを使う
誤:You is my teammate.(「あなたは私のチームメートです」と言いたい文)
正:You are my teammate.(あなたは私のチームメートです。)
You には、1人を指す場合でも are を使います。
複数の主語にisを使う
誤:My parents is busy.(「私の両親は忙しいです」と言いたい文)
正:My parents are busy.(私の両親は忙しいです。)
My parents は複数の人を表すので、be動詞は are です。
単数の主語にareを使う
誤:Ken are in the classroom.(「ケンは教室にいます」と言いたい文)
正:Ken is in the classroom.(ケンは教室にいます。)
Ken は1人の名前なので、be動詞は is です。
There is・There areとのつながり
There is と There are は、人や物が「あります」「います」と伝える表現です。この形では、be動詞の後ろに来る名詞が単数か複数かを見て使い分けます。
There is a park near the school.(学校の近くに公園が1つあります。)There are three parks in this city.(この市には公園が3つあります。)
a park は単数なので is、three parks は複数なので are です。基本の「単数なら is、複数なら are」という考え方が、ここでも役立ちます。
確認問題
かっこの中から、主語に合うbe動詞を選びましょう。
I (am / is / are) thirteen.(私は13歳です。)Emi (am / is / are) in the music room.(エミは音楽室にいます。)We (am / is / are) good teammates.(私たちはよいチームメートです。)My dogs (am / is / are) very active.(私の犬たちはとても活発です。)There (am / is / are) a notebook on the desk.(机の上にノートが1冊あります。)
解答と解説
- 答え:am
I am thirteen.(私は13歳です。)主語がIなので、amを使います。 - 答え:is
Emi is in the music room.(エミは音楽室にいます。)Emiは1人の名前なので、isを使います。 - 答え:are
We are good teammates.(私たちはよいチームメートです。)主語がweなので、areを使います。 - 答え:are
My dogs are very active.(私の犬たちはとても活発です。)My dogsは複数なので、areを使います。 - 答え:is
There is a notebook on the desk.(机の上にノートが1冊あります。)be動詞の後ろのa notebookが単数なので、isを使います。
まとめ
am、is、are はどれも現在形のbe動詞です。文を作るときは、最初に主語を確認すると正しい形を選べます。
Iにはamhe、she、it、単数名詞にはisyou、we、they、複数名詞にはare
まずは「主語+be動詞」の組み合わせを声に出し、短い肯定文を作ってみましょう。主語の数に注目する習慣がつくと、名詞が主語の文や There is・There are の文でも迷いにくくなります。
