疑問詞を使う疑問文の語順

what、where、when、who などの疑問詞は、知りたい部分を具体的に尋ねます。ただ文頭へ疑問詞を足すだけではなく、その後ろをbe動詞または助動詞を使う疑問文の語順にする必要があります。一方、疑問詞自身が主語になる場合は do などを加えません。この記事では、何を尋ねているかを先に見分け、三つの語順を整理します。

目次

基本ルール

be動詞の文では「疑問詞+be動詞+主語+続き+?」が基本です。You are in the library. の場所を尋ねるなら、場所を where に替え、Where are you? とします。What is this?、When is the meeting? も同じく、疑問詞の直後にbe動詞を置きます。

一般動詞の現在形では「疑問詞+do/does+主語+動詞の原形+続き+?」です。You play tennis in the park. の場所を尋ねるなら Where do you play tennis? です。三人称単数なら When does the movie start? のように does を使い、後ろは原形にします。

一般動詞の過去形では did を使います。Where did you go yesterday? は「昨日どこへ行きましたか」です。過去の意味は did が持つため、後ろは went ではなく原形 go です。

疑問詞自体が「誰が・何が」という主語なら、do/does/did を加えず、肯定文に近い「疑問詞+動詞」の語順です。Who teaches you English? では、英語を教える人そのものを尋ねています。Who does teach ...? とはしません。What happened? も what が起きたもの・ことを表す主語です。

作り方・使い方

まず知りたい情報を選びます。物や内容なら what、場所なら where、時なら when、人なら who です。元の文の答えになる部分を疑問詞へ置き換えます。Ken studies in his room. で場所を尋ねるなら in his room を where にします。

次に、元の文の動詞を見ます。be動詞なら疑問詞の後ろへbe動詞、一般動詞なら時制と主語に合う do/does/did を置きます。先ほどの文は一般動詞で、主語 Ken が三人称単数現在なので、Where does Ken study? となります。

疑問詞が主語かどうかは、「答えが文の誰が・何がの部分に入るか」で判断します。Who did you meet? の答えは「あなたが会った相手」で、主語は you のままなので did が必要です。Who met you? の答えは「あなたに会った人」という主語なので、did を使いません。

what でも同じ区別ができます。What did Aya buy? では主語は Aya、what は買った物なので did が必要です。What broke the window? では、窓を壊した物が主語なので did はありません。日本語の「何」だけで決めず、動作をしたものか受けたものかを見ます。

be動詞の後ろの補語を尋ねる文もあります。What is your favorite subject? は「好きな教科は何ですか」、Who is that student? は「あの生徒は誰ですか」です。疑問詞の直後にbe動詞、その後ろに主語を置きます。主語疑問文との見た目の違いを例文で確認しましょう。

語順を箱で確認すると便利です。普通の一般動詞の疑問詞疑問文は「知りたい語・助動詞・主語・原形」、主語を尋ねる文は「知りたい主語・動詞」です。最後に疑問符を置き、does/did の後ろの動詞が原形かも確認します。

例文

When does the movie start? は「その映画はいつ始まりますか」です。一般動詞の現在形で、主語が単数なので does を使います。

Who teaches you English? は「誰があなたに英語を教えますか」です。who 自体が主語なので does はありません。

Where are my keys? は「私の鍵はどこですか」です。be動詞 are を疑問詞の直後へ置きます。

What do you eat for breakfast? は「朝食に何を食べますか」です。主語は you、what は食べる対象です。

When did Aya visit Kyoto? は「アヤはいつ京都を訪れましたか」です。過去なので did、後ろは原形 visit です。

What is on the table? は「何がテーブルの上にありますか」です。what が主語に当たりますが、be動詞を伴う形です。

よくある間違い

Where you do play tennis? は語順が誤っています。Where do you play tennis? とし、疑問詞の直後に do、その後に主語と原形を置きます。

When does the movie starts? は does の後ろに三単現の形を残した誤りです。When does the movie start? とします。

Who does teach you English? は通常の主語を尋ねる疑問文として不適切です。Who teaches you English? とします。強調で does が現れる特殊な場面と、基本の疑問文を分けます。

Who you met yesterday? は、相手を尋ねる一般動詞の過去疑問文として助動詞が欠けています。Who did you meet yesterday? が正しい形です。主語は you なので did が必要です。

確認問題

語句を使い、指定された内容を尋ねる疑問文を作ってください。

  1. you / live を使って場所を尋ねる。
  2. the class / begin を使って開始時刻を尋ねる。
  3. helped / you を使って「誰があなたを助けたか」を尋ねる。

解答

疑問詞が主語か、それ以外の情報かを確認します。

  1. Where do you live? 場所を尋ね、一般動詞の現在形なので do を使います。
  2. When does the class begin? 単数主語なので does、動詞は原形です。
  3. Who helped you? who が助けた人という主語なので did を加えません。

まとめ

疑問詞疑問文は、be動詞なら「疑問詞+be動詞+主語」、一般動詞なら「疑問詞+do/does/did+主語+原形」が基本です。ただし、疑問詞そのものが主語なら do などを加えず、肯定文に近い語順になります。知りたい情報、動詞の種類と時制、疑問詞が主語かどうかを順に確認しましょう。疑問詞を文頭へ置くだけで終わらず、後ろを正しい疑問文の形へ整えることが重要です。

迷ったときは、先に答えの形を想定します。Where do you study? の答えは場所で、主語は質問文にも残る you です。一方、Who studies here? の答えは勉強する人そのもので、who が主語です。さらに、一般動詞なら do / does / did の後ろが原形か、be動詞なら疑問詞の直後に適切なbe動詞があるかを確認します。Who did you help? と Who helped you? のような組を並べ、答えが目的語か主語かを説明する練習をすると、語順を意味から判断できます。

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