間接疑問文と If I were ... の仮定表現は、どちらも一つの文の中に節が入るため、同じ規則の仲間に見えるかもしれません。しかし、間接疑問文は「どこか」「いつか」など疑問の内容を文の一部にし、仮定表現は現在の事実と異なる想像を述べます。この記事では二つを別々に学び、語順と動詞の形を混ぜずに使えるようにします。
基本ルール
間接疑問文は、疑問の内容を別の文の一部に入れる形です。Where is the science room? という直接疑問を Do you know ...? の後ろへ入れると、Do you know where the science room is? となります。疑問詞以下が know の内容です。
間接疑問文では、疑問詞の後ろを基本的に 主語 + 動詞 の語順にします。直接疑問の where is the science room をそのまま入れず、where the science room is とします。文全体が疑問文であっても、内部の語順は変えません。
what、where、when、why、how などを使えます。Can you tell me when the next class starts? は「次の授業がいつ始まるか教えてくれますか」です。節内の主語は the next class、動詞は starts です。
基本的な仮定表現は、現在の事実と異なる想像などを If + 主語 + 過去形, 主語 + would + 動詞の原形 で表します。If I had more time, I would read this book. は「もしもっと時間があれば、この本を読むのに」です。実際には今、十分な時間がないことを暗示します。
be動詞を使う代表的な形は If I were you, I would ... です。If I were you, I would talk to our teacher. は「もし私があなたなら、先生に相談します」です。現実には私があなたになることはないため、事実と異なる仮定です。標準的な学校英語では、主語が I でも were を使います。
二つの文法事項は目的が異なります。I know where Ken lives. は場所についての疑問内容を含む間接疑問文です。If I lived near Ken, I would visit him. は、実際とは異なる居住の想像です。疑問詞の有無だけでなく、文が情報を求めるのか、非現実の条件を置くのかを確認します。
作り方・使い方
間接疑問文を作るときは、まず直接疑問を用意します。「バスはいつ出発しますか」は When does the bus leave? です。次に疑問詞を残し、内部を肯定文の語順へ戻して when the bus leaves とし、Do you know when the bus leaves? にします。does は消え、動詞に s が戻ります。
be動詞の疑問も同じです。Where is the station? は、Could you tell me where the station is? となります。節の中で is を主語 the station の後ろへ置きます。疑問符は、文全体が質問なら付けます。
仮定表現では、まず現在の事実を確認します。「私は車を持っていない」なら、その反対の仮定を If I had a car と過去形で置きます。想像上の結果を I would drive to the beach とし、If I had a car, I would drive to the beach. が完成します。
If I were you は、相手の立場を想像して助言するときによく使います。後半は would + 原形 です。If I were you, I would apologize. なら「もし私があなたなら、謝ります」です。would apologized にはしません。
見直しでは、まず二つのどちらかを分類します。間接疑問文なら疑問詞後の 主語 + 動詞、仮定表現ならif節の過去形と主節の would + 原形 を確認します。一方の規則をもう一方へ持ち込まないことが大切です。
例文
Can you tell me when the next class starts? は「次の授業がいつ始まるか教えてくれますか」です。文全体は疑問文ですが、内部は the next class starts の語順です。
I do not know where Yuki bought this bag. は「ユキがどこでこのかばんを買ったか分かりません」です。疑問詞 where の後ろに主語 Yuki、動詞 bought を置いています。
If I were you, I would talk to our teacher. は「もし私があなたなら、先生に相談します」です。現在の事実と異なる立場を were で示し、想像上の行動を would talk で表します。
If Emi knew the answer, she would tell us. は「もしエミが答えを知っていれば、私たちに教えるでしょう」です。実際には知らないと考えている基本的な仮定です。
Do you remember how this machine works? は「この機械がどのように動くか覚えていますか」です。間接疑問の内部は this machine works で、does this machine work ではありません。
よくある間違い
誤りの Do you know where is the science room? は、間接疑問文の内部を直接疑問の語順にしています。正しくは Do you know where the science room is? です。where の後ろは 主語 + 動詞 にします。
誤りの Can you tell me when does the train leave? も、内部に does を残しています。正しくは Can you tell me when the train leaves? です。肯定文の語順へ戻し、三人称単数の s を leaves に付けます。
誤りの If I am you, I will talk to the teacher. は、現実には成り立たない「私があなたなら」という仮定を普通の現在条件として作っています。学校英語の基本形は If I were you, I would talk to the teacher. です。
誤りの If she had more time, she would studied English. は、would の後ろを過去形にしています。正しくは If she had more time, she would study English. です。if節は過去形、主節は would + 原形 と分けます。
確認問題
Do you know where does Ken live?を正しい間接疑問文に直してください。- 「次の電車がいつ来るか教えてくれますか」を、
Can you tell me ...?で英文にしてください。 - 「もし私があなたなら、その先生に質問します」を、基本的な仮定表現で英文にしてください。
解答
Do you know where Ken lives?です。間接疑問の内部はKen livesの語順で、doesは使いません。Can you tell me when the next train comes?です。疑問詞の後ろに主語the next trainと動詞comesを置きます。If I were you, I would ask the teacher.です。事実と異なる仮定をwere、想像上の結果をwould + 原形で表します。
まとめ
間接疑問文は疑問の内容を文の一部に入れ、疑問詞の後ろを 主語 + 動詞 の語順にします。基本的な仮定表現は、現在の事実と異なる想像を If + 主語 + 過去形, 主語 + would + 動詞の原形 で表します。If I were you は代表的な形です。二つは別の文法事項なので、間接疑問の語順と仮定の動詞形を一つの構文として混ぜず、それぞれ独立して確認しましょう。
