give 物 to 人とbuy 物 for 人

give me a pen や buy me a pen のような「人 + 物」の語順は、物を先に置く形へ書き換えられます。ただし、give a pen to me では to、buy a pen for me では for を使います。どちらも日本語では「私に」と訳せるため、前置詞だけを暗記すると混乱しやすいところです。物が相手へ届く関係か、相手のために行う関係かを考え、動詞と前置詞を組で覚えましょう。

目次

基本ルール

give 人 物はgive 物 to 人になる

Mina gave her brother the key. は、Mina gave the key to her brother. と書き換えられます。物を先にすると、受け手との関係を示すために to が必要です。give では、鍵がミナから弟のところへ移るという方向を考えると to を選びやすくなります。

buy 人 物はbuy 物 for 人になる

Dad bought me a notebook. は、Dad bought a notebook for me. と書き換えます。ノートを私のところへ移動させることより、「私のために買う」という利益や目的に焦点があるため for を使います。buy a notebook to me とはしません。

toとforは動詞ごとの型として覚える

send、show、lend など、物や情報を相手へ届ける動詞は to を使うのが基本です。make、cook、get など、人のために物を用意する動詞は for を使うのが基本です。ただし意味や用法による違いもあるため、実際の例文で動詞の型を確かめます。

作り方・使い方

最初に人と物を見分ける

Our teacher showed us a map. なら、us が地図を見る人、a map が見せる物です。書き換えるときは物 a map を動詞の直後へ移し、人 us の前に適切な前置詞を置きます。show は情報が相手へ向かう動詞なので、Our teacher showed a map to us. となります。

移動・伝達ならtoを考える

give、send、show、lend では、物、情報、使用する権利などが相手の側へ向かいます。I sent Aya a card. は I sent a card to Aya.、Ken lent me his bike. は Ken lent his bike to me. とできます。「どこへ」に近い方向を to が示します。

利益・準備ならforを考える

buy、make、cook、get では、人の利益のために何かを用意する関係を表します。We made our coach sandwiches. は We made sandwiches for our coach.、She cooked us dinner. は She cooked dinner for us. となります。「その人のために」と考えると for を選べます。

人が代名詞なら目的格を使う

前置詞の後ろには I ではなく me、he ではなく him、we ではなく us を置きます。She gave the ticket to I. は誤りで、She gave the ticket to me. が正しい文です。for の後ろでも for her、for them のように目的格を使います。

どちらの形を使うかは伝えたい情報で決める

I gave Emi this book. は受け手 Emi を早めに示す形です。I gave this book to Emi. は物 this book を先に示せます。どちらも基本的な意味は同じですが、長い語句を後ろへ置いたり、物を対比したりするときに選び分けられます。初学者はまず両方の正しい語順を確実に作れることを目指します。

すべての動詞が二つの形を取るとは限らない

explain は explain the rule to me と言えますが、通常 explain me the rule とは言いません。逆に、慣用的な制限がある動詞もあります。「toかforを付ければ必ず人 + 物へ戻せる」と考えず、辞書で動詞の例文を確認することが安全です。

例文

Mina gave the key to her brother.(ミナは弟に鍵を渡しました。)鍵が弟のところへ移るため to を使います。

I sent an email to my teacher.(私は先生にメールを送りました。)メールの情報が先生へ届く関係です。

Please show the picture to us.(その写真を私たちに見せてください。)show us the picture とも言えます。

Dad bought a notebook for me.(父は私のためにノートを買ってくれました。)buy は利益を受ける人の前に for を置きます。

We made some sandwiches for our coach.(私たちはコーチのためにサンドイッチを作りました。)コーチのための準備なので for です。

My sister cooked dinner for the family.(姉は家族のために夕食を作りました。)夕食を用意した相手を for で示します。

よくある間違い

buyの相手にtoを使う

Dad bought a notebook to me. は誤りです。正しくは Dad bought a notebook for me.(父は私のためにノートを買ってくれました。)です。buy は相手のために品物を用意する関係なので、基本的に for を使います。

giveの受け手にforを使う

I gave this letter for Aya. は、「アヤに手紙を渡した」という意図には不適切です。正しくは I gave this letter to Aya. です。手紙が受け手のアヤへ渡る方向を示すため、to を選びます。for Aya では「アヤのための手紙」という別の関係に聞こえます。

人を先にしても前置詞を残す

She sent to Ken a message. は、ここで学ぶ基本の第4文型として誤りです。人を先にするなら She sent Ken a message.、物を先にするなら She sent a message to Ken. とします。二つの型を途中で混ぜないようにします。

前置詞の後ろで主格を使う

My mother made lunch for we. は誤りで、My mother made lunch for us.(母は私たちのために昼食を作りました。)が正しい文です。前置詞 for の後ろには目的格 us を置きます。

確認問題

物を先に置き、動詞に合う to または for を選んでください。

  1. Ken gave me this book. を、物を先にする形へ書き換えてください。
  2. My aunt bought me a bag. を、物を先にする形へ書き換えてください。
  3. We made some cookies to our friends. の前置詞を直してください。

解答

移動・伝達と、利益・準備のどちらを表す動詞か確認します。

  1. Ken gave this book to me. です。give では物が受け手へ渡るため to を使います。
  2. My aunt bought a bag for me. です。buy は人のために用意する関係なので for を使います。
  3. We made some cookies for our friends. です。友人たちのために作ったので for が適切です。

まとめ

give 人 物 は give 物 to 人、buy 人 物 は buy 物 for 人 に書き換えます。send、show、lend など移動や伝達を表す動詞は to、make、cook、get など人のために用意する動詞は for が基本です。人を表す代名詞は目的格にし、二つの語順を混ぜません。意味のイメージを手掛かりにしつつ、動詞と前置詞を例文の組で覚えましょう。

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