call name makeと目的語と補語

call、name、make の後ろには、目的語Oと、その目的語を説明する補語Cを並べることがあります。We named the rabbit Snow. なら、ウサギとスノーは同じ存在です。The news made us sad. なら、悲しい状態になったのは私たちです。この「O=C」の関係が第5文型SVOCの中心です。動作の対象と、その対象の名前・状態・役割を区別して、正しい語順と品詞を選びましょう。

目次

基本ルール

目的語Oは動作の対象になる

SVOCの語順は「主語S + 動詞V + 目的語O + 補語C」です。Oは呼ぶ、名付ける、ある状態にするという動作の対象です。We call the dog Pochi. では the dog が呼ぶ対象、They made the room clean. では the room が変化を受ける対象です。

補語Cは目的語を説明する

Cは、Oの名前、状態、役割などを説明します。We call the dog Pochi. の Pochi は犬の呼び名なので「the dog=Pochi」です。They made the room clean. の clean は部屋の状態なので「the room=cleanな状態」と考えられます。Cは新しい動作の対象ではありません。

callとnameでは名詞が呼び名になる

call + O + 名詞 は「Oをその名で呼ぶ」、name + O + 名詞 は「Oをその名に名付ける」という意味です。Everyone calls him Ken. では普段の呼び名、His parents named him Ken. では名付ける行為を表します。どちらもOの直後に名前を置き、間に as やbe動詞を入れません。

makeでは形容詞や名詞が変化後を示す

make + O + 形容詞 は「Oを〜の状態にする」、make + O + 名詞 は「Oを〜の役割にする」と表せます。The song made me happy. では感情の変化、They made Yuki leader. では役割の変化です。形容詞と名詞のどちらもOを説明するCとして働きます。

作り方・使い方

まず動作の対象Oを置く

「私たちはそのウサギをスノーと名付けた」なら、名付ける対象はウサギです。Sを We、Vを named、Oを the rabbit とし、その後ろに名前Cの Snow を置きます。完成形は We named the rabbit Snow. です。

OとCをイコールで結べるか確認する

The class elected Mei captain. なら、キャプテンになったのはメイなのでO=Cが成り立ちます。The class gave Mei a book. なら、メイと本は別のものなのでO=Cではありません。後ろに二語あるだけでSVOCだと決めず、二語が同じ人・物の説明になっているかを確かめます。

状態を説明するときは形容詞を使う

The news made us sad. のCには形容詞 sad を使います。副詞 sadly は動作のしかたを修飾する語で、us の状態を説明できません。同様に、Keep the room clean. のような別のSVOCでも、Oの状態を表す場所には形容詞を置きます。

makeのSVOOと区別する

My father made me a desk. は「父が私に机を作った」で、私と机は別のものです。この文はSVOOです。My father made me careful. は「父のおかげで私は慎重になった」で、careful が私の状態を説明するSVOCです。make の後ろは、O1≠O2かO=Cかで分類します。

目的語には目的格を使う

Oが代名詞なら I ではなく me、he ではなく him を使います。They call he Taro. は誤りで、They call him Taro. が正しい文です。後ろの名前が主語のように見えても、him は動詞 call の目的語です。

例文

We named the rabbit Snow.(私たちはそのウサギをスノーと名付けました。)the rabbit がO、Snow が名前を示すCです。

My friends call me Taku.(友人たちは私をタクと呼びます。)私とタクは同じ人物なのでO=Cです。

They named the baby Hana.(彼らはその赤ちゃんをハナと名付けました。)名前の前にbe動詞や前置詞は置きません。

The clean windows made the room bright.(きれいな窓のおかげで部屋が明るくなりました。)bright が部屋の状態を説明します。

The long walk made us tired.(長く歩いたので私たちは疲れました。)疲れたのは us なので、形容詞 tired がCです。

Our team made Aya captain.(私たちのチームはアヤをキャプテンにしました。)captain はアヤの新しい役割を表す名詞のCです。

よくある間違い

OとCの間にisを入れる

We call our cat is Mugi. は誤りです。正しくは We call our cat Mugi.(私たちは飼い猫をムギと呼びます。)です。「our cat=Mugi」という意味関係はありますが、SVOCの語順では二語の間に is を置きません。

目的語の前にasを置く

They named as the baby Emi. は誤りです。They named the baby Emi.(彼らは赤ちゃんをエミと名付けました。)と、動詞の直後に対象O、その後ろに名前Cを置きます。name の基本のSVOCではこの位置に as は不要です。

状態を副詞で表す

The news made us sadly. は誤りで、The news made us sad.(その知らせで私たちは悲しくなりました。)が正しい文です。sad はOである us の状態を説明する形容詞です。副詞 sadly に変えないようにします。

二つの目的語だと思い込む

They made Ken leader. の Ken と leader は別々の受け手と物ではありません。リーダーになったのがケンなので、leader は補語です。一方、They made Ken lunch. ならケンと昼食は別のものとなり、「ケンに昼食を作った」というSVOOです。

確認問題

Oの直後の語が、そのOの名前・状態・役割を説明しているか確認してください。

  1. People call this flower a sunflower. のOとCを示してください。
  2. The movie made me sadly. を正しい文に直し、理由を答えてください。
  3. 「私たちはその犬をココと名付けました」を name を使って英語にしてください。

解答

それぞれの文で「O=C」が成り立つかを確かめます。

  1. Oは this flower、Cは a sunflower です。その花をヒマワリと呼ぶため、O=Cの関係です。
  2. The movie made me sad. です。悲しい状態になったのは me なので、補語には副詞ではなく形容詞 sad を置きます。
  3. We named the dog Coco. です。名付ける対象 the dog の後ろに、名前 Coco を直接置きます。

まとめ

call と name は「動詞 + 目的語 + 名詞」で目的語の呼び名や名前を示します。make は「動詞 + 目的語 + 形容詞・名詞」で、目的語をある状態や役割にします。目的語Oは動作の対象、補語Cはその対象を説明する語で、基本的に「O=C」が成り立ちます。二語の間にbe動詞を入れず、状態を表すCには形容詞を使います。make がSVOOを作る場合とも、後ろの二語の関係で見分けましょう。

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