bを書くつもりがdになったり、pとqの向きがわからなくなったりすると、単語の意味を知っていても手が止まります。そんなときは、文字を急いでたくさん並べる前に、見本のどこを見るかを一つ決めてみましょう。
この記事では、小文字のb、d、p、qの「縦の線」と「丸い部分」の位置を比べます。最後はbed、pen、quizなどの短い単語の中で書いて確かめます。書き間違いだけで、努力の量や原因を決め付けることはしません。
縦の線はどちら側で、どこまで伸びるかを見る
四つの文字は似ていますが、向きと高さが違います。まずは次の見本を大きめに見てください。
b d p q
ここでは、一般的なブロック体の小文字を比べます。文字の細かな形は書体や教科書によって違い、特にqの下の部分に曲がりがあることもあります。自分が授業で使う見本があるなら、その形も横に置きましょう。
| 文字 | 縦の線の位置 | 丸い部分の位置 | 縦の線が伸びる向き |
|---|---|---|---|
| b | 左側 | 右側 | 丸より上へ伸びる |
| d | 右側 | 左側 | 丸より上へ伸びる |
| p | 左側 | 右側 | 丸より下へ伸びる |
| q | 右側 | 左側 | 丸より下へ伸びる |
bとdは、どちらも縦の線が上へ伸びます。違うのは、線と丸の左右です。bは左に線、右に丸。dは左に丸、右に線です。pとqも左右の違いを見ますが、縦の線が下へ伸びます。
最初から四文字を同時に覚え直そうとせず、今日はbとdだけを選んでもかまいません。次にpとqを比べれば、見る場所を少なくできます。「どちらだろう」と迷ったときに、線の位置へ戻れるようにします。
見本を見て一文字、隠してもう一文字を書く
練習用の紙に、見本のbとdを離して書きます。狭い場所に何個も詰め込むと、線や丸を比べにくくなるので、一文字ずつ見直せる大きさにしましょう。
- 見本のbを見て、縦の線が左、丸が右と確かめる。
- 見本を見ながら、一文字だけ書く。
- 書いた字の左右と、上へ伸びる線を見比べる。
- 見本を隠し、bをもう一文字書く。
- 見本を開いて比べた後、dでも同じように試す。
これは一つの練習例で、何回書けば必ず間違えなくなるという決まりではありません。まず少数を書き、どの字をどう直したいか確かめます。自分で読める形になったら、次の単語の練習に進みます。
四線のある英語ノートを使っている場合は、学校の見本で、どの線まで高さを伸ばすかを確認できます。bとdは上側へ、pとqは下側へ伸びる部分があります。四線の番号の付け方に迷うなら、番号を暗記するより、見本の文字を隣に置いて位置を合わせてみましょう。
書き順については、この記事の位置の説明をそのまま唯一の書き順だと受け取る必要はありません。授業で示された書き方がある場合は、その手順を使えます。まずは完成した形の線と丸の位置を、見本と比べることに集中します。
短い単語の中で、bとd、pとqを確かめる
一文字だけで書けても、単語を書く途中では迷うかもしれません。次は意味を知っている短い語の中で、目印にした文字を探します。
| 単語 | 意味 | 見る文字 |
|---|---|---|
| bed | ベッド | 最初のbと最後のd |
| dog | 犬 | 最初のd |
| pen | ペン | 最初のp |
| quiz | クイズ | 最初のq |
bedにはbとdの両方があります。b、e、dの順に見て、最初は縦線が左、最後は縦線が右と確かめます。単語の両端の形を同じ向きにしないように、別々に比べましょう。
「ベッド」と書きたい場面なら、次のように確認できます。
誤り:ded
正しい:bed
ここでは、最初の文字がbではなくdになっています。正しいbedのbは、縦線が左、丸が右です。最後のdは合っているのでそのまま残し、最初の一文字の向きを直してから、bed全体を見本と比べます。
penをqenと書いた場合も、「ペンを表す語はpen」と見本を確認し、最初の文字を比べます。penのpは縦線が左側です。quizのqは縦線が右側です。quizにはu、i、zもあるので、qだけ直して終わらず、単語全体の順番を確かめます。
最後に見本を隠し、「ベッド」「ペン」などの意味を手掛かりに書いてみます。文字の向きを考えている間に、ほかの文字が抜けることもあるため、書いた後は一語全体を見直しましょう。
急ぐ前に、迷った場所を一つ選んで直す
練習後に「bとdを全部間違えた」と感じたら、実際に書いた一語を見てみます。bedの最初だけがdのようになっているなら、直すのはまず最初の一文字です。全部を塗りつぶして書き直すより、違った場所を具体的に見ます。
メモを残すなら、「bは線が左」「penの最初はp」のように短く書けます。大きな表や色分けが負担なら、見本の一文字を横に置くだけでもかまいません。自分が見返しやすい方法を選びましょう。
また、見本を見ると向きはわかるが、急いで書くと形が崩れる場合と、見本を見てもどちらか迷う場合では、次に試すことが違います。前者なら一語だけゆっくり書いて比べ、後者なら二文字を並べて線の位置をもう一度確かめます。
文字の向きに注意しながら文章全部を書くのが大変なら、今日はbedとpenの二語で終えてもかまいません。短い語で形を確かめた後、次の授業で使う一文の中のbやpを一つ見直す、と段階を分けられます。
たとえば This is my pen.「これは私のペンです」と書いたら、penのpに注目します。文全体を書き終えてから一文字を確認すると、内容を考える時間と形を見る時間を分けられます。最初からすべてを同時に点検する必要はありません。
困りごとが続くときは、「bとdが苦手です」だけでなく、実際の字を見せて「この単語の最初が、どちらかわからなくなります」と先生に伝えられます。練習法を変えたり、見やすい見本を使ったりする相談の手掛かりになります。
単語の中で試すときは、紙に「ベッド」「犬」「ペン」「クイズ」と書き、英語の見本を別の紙へ置きます。最初は見本を見て二語だけ書き、次に見本を裏返して同じ二語を書いてみましょう。一文字だけの練習から、意味を手掛かりに一語を書く練習へ移れます。
もし見本を見たときは書けて、隠すと向きが変わったなら、その二つを横に並べます。「隠して書いたbは線が右になっていた」と、違いを具体的に見つけます。見本なしでの字が合っていれば、次は語の順番を替えて試せます。四語全部を同じ日に終える必要はありません。結果を見て、次の一語を決めましょう。
確認問題
- bとdを比べたとき、縦の線が左側にあり、丸い部分より上へ伸びているのはどちらですか。
- 「ペン」を表す単語を完成させましょう。最初の文字をp、qから選びます。( )en
- bedを書くときに最初の文字の向きで迷います。見本のどこを見て、どのように再挑戦するか考えましょう。
解答・解説を開く
- bです。bは左に縦の線、右に丸があります。dは右に縦の線、左に丸があります。どちらも縦の線は上へ伸びます。
- p。完成した語はpenです。意味は「ペン」。pの縦の線は左側にあり、丸い部分より下へ伸びます。
- 解答例:見本のbの縦線が左側にあることを確かめる。見本を見て一度書いた後、隠してbed全体を書き、最初のbと最後のdを比べる。 手順は一つに決まりません。目印を決めて、単語の中でも確かめられればよいでしょう。
今日は一組の文字か、短い一語を選んでみましょう。速くたくさん書く前に、線と丸の位置を比べ、見本なしでも同じ形にできるかを短く試せます。
