英語はどこを大文字にする?文の初め・I・名前をチェック

英文を書いた後、「単語も文の形も合っているのに、大文字を直された」ということがあります。大文字は飾りではなく、文の始まりや人・場所などの名前を示す手掛かりになります。

ただし、大切に感じる単語を全部大文字にするわけではありません。ここでは「文の初め」「私を表すI」「名前」の順で見直します。一度に全部を探さず、短い英文を三回に分けて点検してみましょう。

目次

最初に、文の一文字目を見つける

英語の文は、初めの文字を大文字にします。たとえば「これは私の本です」なら、次のようになります。

誤り:this is my book.
正しい:This is my book.

変えるのはthisのtです。すべての単語の初めを大文字にするのではありません。普通の文ではis、my、bookは、この位置で小文字のままです。

誤り:This Is My Book.
正しい:This is my book.

二つの文を続けて書くときは、二つ目の文の初めも見ます。

This is my book. It is new.
これは私の本です。それは新しいです。

ピリオドの後で新しい文が始まるので、ItのIが大文字です。ノートの行の初めだけを探すと、同じ行にある二つ目の文を見落とすことがあります。「行の初め」と「文の初め」は違うと確かめましょう。

反対に、長い文が次の行へ続いたからといって、そこにある語を自動的に大文字にするわけではありません。どこで文が終わり、どこから新しい文が始まるかを見ます。短い練習では、まずピリオドと、その次の語を指で追うと確かめやすくなります。

「私」のIは、文の途中でも大文字

「私」を表すIは、文の初めにあるから大文字なのだ、と思うかもしれません。しかし、Iは文の途中にあっても大文字です。

Ken and I are friends.
ケンと私は友達です。

この文では、Ken andの後ろにIがあります。それでも小文字のiにはしません。文の初めを確認した後、もう一度文全体を見て、「私」のIを探しましょう。

誤り:Ken and i are friends.
正しい:Ken and I are friends.

注意したいのは、単語の中のiをすべてIに変えるのではない、ということです。musicのiやfriendのiは、「私」を表す独立したIではありません。その位置では小文字のまま使います。

短縮したI'mも、初めのIは大文字です。I'mはI amを短くした形で、たとえば I'm happy.「私はうれしいです」と言えます。今回は短縮形を全部覚え直さず、「私」のIが含まれていることを見てください。

Iと小文字のlは、書体によって似て見えることがあります。書くときは授業で使うアルファベットの見本に合わせ、どちらの文字か読み返せる形にしましょう。大文字にする場所の判断と、字の形を整えることは、分けて確かめてもかまいません。

人・場所・言語・曜日や月の名前も確認する

次は、名前として使う言葉を探します。人の名前のKenやMina、国の名前のJapan、町や都市の名前のTokyoなどは、初めを大文字にします。

種類 正しい例 文の中での例
人の名前 Ken This is Ken.
国の名前 Japan I live in Japan.
都市の名前 Tokyo She lives in Tokyo.
言語の名前 English I study English.
曜日 Monday I play tennis on Monday.
月 April My birthday is in April.

I live in Japan. は「私は日本に住んでいます」。Iは「私」、Japanは国名なので、どちらも大文字で始まります。一方、liveやinを大文字にする必要はありません。

I study English.「私は英語を勉強します」のEnglishも、言語の名前として大文字で始めます。「学校の教科なら全部大文字」と広げないようにしましょう。普通の文で教科を表すmath「数学」やmusic「音楽」は、文の初めなど別の理由がなければ小文字です。

曜日や月も、文の途中で大文字になります。「月曜日だから文の最初に置いたときだけMonday」ではなく、on MondayでもMを大文字にします。月を表すMayも、月の名前として使うときはMです。

なお、名前を構成する語が複数ある場合など、細かな決まりはほかにもあります。ここでは自分の文に出てくる短い名前を、教科書の見本で確かめれば十分です。知らない名前を自己流で小文字に変えず、公式な表記や見本を確認しましょう。

三回の見直しで、自分の英文を直す

次の二文を、点検用の練習として見てください。大文字に直す必要がある場所があります。

誤り:my name is mina. ken and i study english.

一度に全部を直そうとするより、順番を決めると理由も確かめられます。

  1. 文の初めを見る。myのmと、二文目のkenのkを確認する。
  2. 「私」のIを探す。andの後ろのiを確認する。
  3. 名前を探す。Mina、Ken、Englishを確認する。

直した文は次のとおりです。

正しい:My name is Mina. Ken and I study English.
私の名前はミナです。ケンと私は英語を勉強します。

KenのKには、「文の初め」と「人の名前」の両方の理由があります。理由が二つあるから特別な書き方にするわけではなく、普通の大文字Kで書きます。

名前のMinaだけ直しても、文の初めのMyが小文字のままなら、点検はまだ残っています。逆に文の初めだけを見ても、途中のIやEnglishは見つかりません。三つの見方を別々に使うのが、この練習のポイントです。

自分の文で試すなら、授業で書いた一〜二文を選びます。内容を考えながら書くときと、大文字を点検するときを分け、完成後に見直します。修正した文字の横に「文頭」「I」「名前」と小さく書くと、次にも同じ理由で判断できるか確かめられます。

点検で見つからなかった文字があっても、すべて書き直す必要はありません。そこだけ直し、同じ言葉を含む別の短文で試してみます。たとえばEnglishを見落としたなら、I like English.「私は英語が好きです」でもEを大文字にできるか確認できます。

一度に三つを見るのが大変なら、今日は文の初めだけ、次はIだけでもかまいません。最終的には三つとも確かめるとしても、練習の段階を小さく分けられます。見直しの手順が決まると、書き終えた後に何を見るかで迷いにくくなります。

確認問題

  1. 大文字にする場所を直しましょう。this is my pen.
  2. 大文字にする場所を直しましょう。Ken and i like music.
  3. 大文字にする場所を直しましょう。i study english on monday.
解答・解説を開く
  1. This is my pen. 文の初めなので、thisのtをTにします。「これは私のペンです」という意味です。is、my、penは小文字のままです。
  2. Ken and I like music.「ケンと私は音楽が好きです」。私を表すIは、文の途中でも大文字です。musicはこの位置では小文字で始めます。
  3. I study English on Monday.「私は月曜日に英語を勉強します」。Iは私を表す語で文頭、Englishは言語名、Mondayは曜日なので、大文字で始めます。studyやonの初めは変えません。

今日の一歩は、自分の英文を一つ選び、「文の初め→I→名前」の順で見ることです。どこを直したかだけでなく、なぜ大文字にしたかも一言で確かめてみましょう。

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