willを使う未来表現

will は、未来の予測や、その場で決めたことを表すときに使う助動詞です。「明日」という語があるだけで自動的に will を選ぶのではなく、話し手が未来をどう捉えているかを見ることが大切です。この記事では、will + 動詞の原形 という形、予測と意志という中心的な意味、否定文と疑問文の作り方を、中学生向けの例文で整理します。

目次

基本ルール

will の基本形は 主語 + will + 動詞の原形 です。It will be sunny tomorrow. は「明日は晴れるでしょう」です。主語が he や she でも will は変化せず、その後ろの動詞にも s を付けません。

will は、未来について話し手が予測するときに使えます。Our team will win the game. は「私たちのチームがその試合に勝つでしょう」です。これは未来の出来事についての話し手の見込みです。予測の確実さは文脈によって異なりますが、will だけで必ず実現すると保証するわけではありません。

話しているその場で決めた行動にも will がよく使われます。電話が鳴ったときの I will answer it. は「私が出ます」です。電話が鳴る前から予定表に入れていた行動ではなく、状況を見て今決めた意志を示しています。申し出や約束にもつながる使い方です。

否定文は will not + 動詞の原形 で、「〜しないでしょう」「〜するつもりはありません」などを表します。短縮形は won't です。I will not forget your birthday. は「私はあなたの誕生日を忘れません」です。willn't とはしません。

疑問文は Will + 主語 + 動詞の原形 ...? の語順です。Will you join us? は「あなたは私たちに加わりますか」です。未来の予定や意志を尋ねるほか、相手への依頼として使われることもあります。答えは Yes, I will.、No, I won't. のように短くできます。

作り方・使い方

肯定文を作るときは、まず主語と未来の動作を決めます。「私は明日祖母を訪ねます」なら、I + will + visit と並べ、I will visit my grandmother tomorrow. とします。will の後ろでは visits や visited ではなく原形 visit を選びます。

予測の文では、「話し手がこれから起こると思っているか」を確認します。I think the test will be difficult. は「そのテストは難しいと思います」です。I think を添えると、未来についての自分の判断だと分かりやすくなります。天気、試合、将来の変化などを予測する場面で使えます。

その場の判断では、会話の流れに注目します。相手が This box is heavy. と言い、それを聞いて I will carry it. と答えるなら、「私がそれを運びます」と今申し出ています。前から決めていた予定を伝える表現との違いは別の記事で詳しく扱いますが、まず「今決めた」に will と覚えます。

否定文では not を will の直後に置きます。She will not be late. は「彼女は遅れないでしょう」です。疑問文では will を文頭へ移し、Will she be late? とします。どちらも後ろの be は原形です。

疑問詞があるときは、疑問詞の後ろに通常の will 疑問文を置きます。When will the bus arrive? は「そのバスはいつ到着しますか」、What will you do tonight? は「あなたは今夜何をしますか」です。語順を 疑問詞 + will + 主語 + 原形 と確認します。

例文

I will carry your bag. は「私があなたのかばんを持ちます」です。相手が重そうにしているのを見て、その場で手伝うと決めた場面に合います。carry は原形です。

It will be sunny this afternoon. は「今日の午後は晴れるでしょう」です。未来の天気についての予測で、will の後ろには原形 be を置いています。

Mai will not come to practice tomorrow. は「マイは明日の練習に来ないでしょう」です。否定語 not は will の後ろにあり、come は原形です。短縮して Mai won't come とも言えます。

Will your father cook dinner tonight? は「今夜、お父さんが夕食を作りますか」です。will を主語 your father の前へ置き、動詞は原形 cook にしています。

The doorbell is ringing. I will open the door. は「玄関のベルが鳴っています。私がドアを開けます」です。ベルを聞いた時点で決めた行動なので、will が自然です。

よくある間違い

誤りの I will visits my grandmother tomorrow. は、will の後ろに三人称単数形 visits を置いています。主語が I かどうかにかかわらず、正しくは I will visit my grandmother tomorrow. です。

誤りの She will to help us. は、will と動詞の間に不要な to があります。正しくは She will help us. です。助動詞の後ろには動詞の原形を直接置きます。

誤りの Do you will come? は、疑問文に do を足しています。正しくは Will you come? です。助動詞 will 自体を主語より前へ出すため、do は使いません。

I will visit Kyoto next Sunday. は文法的に正しい未来の文です。ただし、前から決めていた具体的な予定だと強調するなら、文脈によって I am going to visit Kyoto next Sunday. も自然です。will の文が誤りなのではなく、話し手がその予定をどう示したいかで選択が変わる場合があります。

確認問題

  1. 「明日は寒くなるでしょう」を、will と get を使って英文にしてください。
  2. He will studies math tonight. を正しい英文に直してください。
  3. 電話が鳴った今、「私が出ます」とその場で申し出る英文を作ってください。

解答

  1. It will get cold tomorrow. です。未来の予測なので will + 動詞の原形 を使います。
  2. He will study math tonight. です。will の後ろは三人称単数形ではなく原形 study です。
  3. I will answer it. です。電話が鳴った時点で決めた行動なので will が合います。

まとめ

will は will + 動詞の原形 で、未来の予測や話している時点で決めた意志を表します。否定は will not または won't、疑問は Will + 主語 + 原形 ...? です。主語が三人称単数でも動詞に s を付けず、to や do も加えません。時を表す語だけでなく、予測なのか、その場の判断なのかという文脈を見ましょう。肯定文を一つ作ったら否定文と疑問文にも変え、三つすべてで動詞が原形か確認すると効果的です。

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