be動詞の過去形wasとwere

英語で「昨日は忙しかった」「先週、彼らは学校にいた」のように、過去の状態や場所を伝えるときは、am、is、are を過去形の was または were に変えます。選び方は難しくありません。主語が単数か複数かを確認し、現在形との対応を覚えれば、肯定文だけでなく否定文や疑問文も同じ仕組みで作れます。この記事では、主語との組み合わせから短縮形、よくある語順の誤りまで順に整理します。

目次

基本ルール

amとisの過去形はwas

I am tired now. を過去の話にすると I was tired yesterday. となります。He is busy. も He was busy. に変わります。つまり、現在形で am または is を使う主語には、過去形で was を使います。組み合わせは I was、he was、she was、it was、そして単数名詞 + was です。

areの過去形はwere

現在形で are を使う主語には、過去形で were を使います。You are kind. は You were kind.、They are at home. は They were at home. です。you は一人を指していても複数を指していても were と組み合わせます。複数名詞も My friends were のように were を使います。

動作ではなく状態や場所を結ぶ

was と were は「〜だった」「〜にいた・あった」と、主語を名詞、形容詞、場所の表現につなぎます。Ken was a student. では身分、The room was quiet. では状態、We were in the library. では場所を表します。「走った」のような動作なら ran など一般動詞の過去形が必要で、was run とはしません。

作り方・使い方

肯定文は主語に合わせて選ぶ

最初に主語を見ます。I、he、she、it、一人・一つの名詞なら was、you、we、they、複数名詞なら were です。その後ろに説明を置きます。「その店は昨日閉まっていました」は The shop was closed yesterday.、「子どもたちは公園にいました」は The children were in the park. です。

否定文はnotを直後に置く

否定文では was not または were not とします。She was not angry. は「彼女は怒っていませんでした」、We were not late. は「私たちは遅刻しませんでした」です。短縮形は wasn't と weren't です。be動詞自身が文を作るため、did not を加える必要はありません。

疑問文はwas・wereを前へ出す

疑問文は Was + 主語 ...? または Were + 主語 ...? の語順です。Was Emi at school? には Yes, she was. または No, she wasn't. と答えます。Were the windows open? には Yes, they were. のように答えます。過去の時を表す語句があっても、この語順は変わりません。

過去を示す語句を手掛かりにする

yesterday、last night、two days ago、in 2020 などは過去を示す手掛かりです。The weather is warm today. に対し、昨日なら The weather was warm yesterday. とします。ただし、時を表す語だけで機械的に決めず、「いつの状態を述べているか」を考えることが大切です。

例文

I was nervous before the test.(私はテストの前に緊張していました。)主語が I なので was を使い、形容詞 nervous が過去の状態を説明しています。

My sister was in Osaka last week.(姉は先週、大阪にいました。)My sister は一人なので was です。場所は in Osaka で表します。

You were very helpful yesterday.(あなたは昨日とても親切に助けてくれました。)you には、相手が一人でも were を使います。

The books were on the desk.(その本は机の上にありました。)主語 The books が複数なので were です。

It wasn't cold this morning.(今朝は寒くありませんでした。)was not の短縮形を使った否定文です。

Were your parents at home?(ご両親は家にいましたか。)複数主語なので、were を主語の前に置いて尋ねています。

よくある間違い

Iにwereを使う

誤りは I were busy yesterday.、訂正は I was busy yesterday.(私は昨日忙しかったです。)です。通常の過去の事実を表す文では I と was を組み合わせます。仮定法で If I were ... となる形もありますが、まずは過去の事実の基本形と区別しましょう。

複数主語にwasを使う

My friends was happy. は誤りで、My friends were happy.(友人たちはうれしそうでした。)が正しい文です。friends は複数形なので were を選びます。主語とbe動詞の間に長い語句があっても、中心となる名詞の数を確認します。

否定文にdid notを加える

She did not was at school. は誤りです。正しくは She was not at school.(彼女は学校にいませんでした。)です。一般動詞の過去の否定では did not を使いますが、be動詞は was または were の直後に not を置きます。

疑問文で語順を変えない

They were tired? は会話で聞き返す調子にはなりますが、基本の疑問文は Were they tired?(彼らは疲れていましたか。)です。文頭へ were を移し、主語をその後ろに置きます。Did they were tired? とはしません。

確認問題

主語と文の種類を確認して、正しい形に直してください。

  1. She were at the library yesterday.
  2. 「私たちは昨夜、疲れていませんでした」を not を使って英語にしてください。
  3. Your teachers were busy? を基本の疑問文に直してください。

解答

was と were の選択、否定と疑問の語順を一つずつ確認します。

  1. She was at the library yesterday. です。she は単数なので was を使います。
  2. We were not tired last night. です。we には were を使い、その直後に not を置きます。
  3. Were your teachers busy? です。複数主語に合う were を文頭へ移します。

まとめ

be動詞の過去形は、am と is に対応する was、are に対応する were の二つです。I と単数主語には was、you と複数主語には were を使います。否定は直後に not、疑問は was または were を主語の前へ置きます。過去を示す語句と主語の数を手掛かりに、肯定・否定・疑問の三つの形をセットで練習しましょう。

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