what to do や how to use は、疑問詞とto不定詞を一つにまとめた表現です。疑問文のように見えますが、まとまり全体が「何をすべきか」「どのように使うか」という意味になり、文の一部として働きます。助動詞や主語を入れたくなったり、to を抜かしたりしやすい形です。この記事では、疑問詞ごとの意味、動詞の後ろで目的語になる使い方、直接の疑問文との語順の違いを説明します。
基本ルール
基本の形は「疑問詞+to+動詞の原形」です。what to do は「何をするべきか」、where to go は「どこへ行くべきか」、when to start は「いつ始めるべきか」、how to make it は「それをどう作るか」を表します。日本語では必ず「べき」と訳すわけではなく、「何をするか」「作り方」のように文脈に合う自然な訳にします。
what は選ぶ物やする事、where は場所、when は時、how は方法を尋ねる意味を加えます。which to choose のように which も使えます。疑問詞の意味を先に決めてからto不定詞を続けると、必要な情報が明確になります。
このまとまりは、know、decide、tell、show、learn などの後ろで目的語として働きます。I know how to open the file. では、何を知っているのかを how to open the file 全体が示します。We decided where to meet. では、決めた内容が「どこで会うか」です。
疑問詞の後ろには、基本的に主語や do、should を置かず、すぐ to + 原形 を続けます。直接尋ねる What should I do? は一つの疑問文ですが、I do not know what to do. の what to do は文中の名詞のまとまりです。二つの形を混ぜないようにします。
動作をする人は、通常、文脈や文の主語・目的語から分かります。Please tell me what to bring. では、持ってくる人は me、つまり話し手です。必要なら、She told me what to bring. のように前の動詞の目的語が手掛かりになります。
作り方・使い方
まず、分からない情報の種類を決めます。物や行動なら what、場所なら where、時なら when、方法なら how です。「次に何をするか」なら what を選びます。次に to を置き、動詞を原形 do にして what to do next とします。
そのまとまりを受け取れる動詞の後ろへ置きます。「私は次に何をするか分かりません」なら、骨組みは I do not know です。その目的語として what to do next を加え、I do not know what to do next. が完成します。
what to bring では、疑問詞 what 自体が bring の目的語に当たるため、後ろに別の物を重ねません。一方、how to use this printer の how は方法を表し、使う物 this printer が別に必要です。疑問詞が動詞のどの情報を担当するかを見ると、語の不足や重複を防げます。
「使い方」は how to use + 物 で表せます。Show me how to use this printer. なら、use の目的語 this printer を忘れません。一方、「どちらを使うか」なら方法ではなく選択なので、which to use が適切です。日本語の「どう」を機械的に how にせず、知りたい情報を見分けます。
見直しでは、「疑問詞は内容に合っているか」「疑問詞の直後が to か」「toの後ろが原形か」「まとまり全体が前の動詞の目的語になっているか」を確認します。疑問符は文全体が疑問文のときだけ必要です。I know where to go. は平叙文なのでピリオドで終えます。
例文
Please show me how to use this camera. は「このカメラの使い方を私に教えてください」です。how to use this camera が、示してほしい方法の内容です。
We have not decided where to meet. は「私たちはどこで会うかまだ決めていません」です。場所が未定なので where を使い、to meet を続けます。
Do you know when to turn off the oven? は「いつオーブンを止めるべきか知っていますか」です。文全体は Do you know ...? という疑問文ですが、内部の when to turn off の語順は変わりません。
The guide told us what to bring on the hike. は「案内人はハイキングに何を持ってくるべきか私たちに教えました」です。持ってくる人は us だと文脈から分かります。
I cannot choose which to buy. は「どちらを買うか選べません」です。選択肢の中から選ぶため、which to buy を使っています。
よくある間違い
I do not know what do next. は、疑問詞の後ろの to が抜けています。正しくは I do not know what to do next. です。「次に何をするか」は what + to + 動詞の原形 の語順で一つのまとまりにします。
Please tell me how can I open this box. は、直接疑問文の語順を文中へ入れた誤りです。この学習項目を使うなら Please tell me how to open this box. とします。how の後ろへ主語 I や助動詞 can を置きません。
We decided where to met. は、to不定詞の後ろを過去形にした誤りです。正しくは We decided where to meet. です。過去は decided が示し、to の後ろは原形 meet にします。
確認問題
日本語の意味に合う疑問詞を選び、to不定詞のまとまりを完成させてください。
- 私はこのアプリの使い方を知りません。
I do not know (how / use) this app. - 私たちはいつ出発するか決める必要があります。
We need to decide (when / leave). - 彼女は私に何を持ってくるべきか教えました。
She told me (what / bring).
解答
疑問詞の直後に to、その後ろに動詞の原形を置きます。
I do not know how to use this app.方法を表すのでhowを選び、how to useとします。We need to decide when to leave.時を表すwhenの後ろにto leaveを続けます。She told me what to bring.持ってくる物や内容を表すため、what to bringを使います。
まとめ
「疑問詞+to+動詞の原形」は、「何をするか」「どこへ行くか」「いつ始めるか」「どのように使うか」などを一つの名詞のまとまりとして表します。know、decide、tell などの後ろで目的語になれます。直接疑問文の語順と混ぜず、疑問詞の直後に to、その後ろに原形を置きましょう。知りたい情報の種類から疑問詞を選ぶことが第一歩です。
