助動詞を含む受け身can be used

can や must などの助動詞を使いながら、「使うことができる」「鍵を掛けなければならない」のような受け身を作るときは、助動詞 + be + 過去分詞 の語順にします。can used では be が足りず、can is used では助動詞の後ろが原形になっていません。動作を受ける人や物を主語にし、助動詞の意味を保ったまま受け身へ変える方法を学びます。

目次

基本ルール

助動詞 + be + 過去分詞で作る

助動詞を含む受け身の基本形は 主語 + 助動詞 + be + 過去分詞 です。These computers can be used after school. は「これらのコンピューターは放課後に使うことができます」です。can の可能・許可の意味と、使われるという受け身が一つの文に入っています。

助動詞の後ろは原形beにする

can、must、should、may など助動詞の直後には動詞の原形を置きます。そのため、主語が単数でも複数でも、受け身のbe動詞は be のままです。can is used、must are locked、should been checked とはしません。

beの後ろは過去分詞にする

be の後ろには used、locked、checked のような過去分詞を置きます。不規則動詞なら write → written、make → made、see → seen などです。must be lock や can be wrote は受け身の形になりません。

日本語では自然な能動表現になることがある

This tool can be used by children. を直訳すると「この道具は子どもたちによって使われることができる」ですが、自然な日本語では「子どもでもこの道具を使えます」とします。The door must be locked. も「ドアは鍵を掛けられなければならない」ではなく「ドアには鍵を掛けなければならない」が自然です。英語の構造と日本語訳の形を分けます。

作り方・使い方

能動文で動作を受ける目的語を見つける

All students can use the gym. では、動作主は All students、使われる対象は the gym です。受け身では対象を主語に移し、The gym で始めます。目的語を取らない動詞は同じ手順で受け身にできないため、対象を最初に確認します。

助動詞を保ってbeを加える

元の文の can を残し、その後ろに原形 be を置きます。主語が The gym という単数でも can is にはしません。助動詞の後ろという位置が、be動詞を原形にします。

中心動詞を過去分詞にする

use の過去分詞 used を置いて、The gym can be used とします。必要なら動作主を by all students と加え、The gym can be used by all students. にします。誰が使えるかが文脈から明らかなら by 以下を省けます。

助動詞で意味を変える

can be used は可能・許可、must be locked は強い義務、should be checked は助言・望ましさ、may be changed は可能性を表します。受け身の型は同じで、最初の助動詞によって意味が変わります。日本語の意図に合う助動詞を選びます。

否定文と疑問文は助動詞を使って作る

否定文は助動詞の後ろに not を置き、This room cannot be used today. とします。疑問文は助動詞を主語の前へ出し、Can this room be used today? とします。do を加えず、後ろの be + 過去分詞 は保ちます。

例文

These computers can be used after school.(これらのコンピューターは放課後に使えます。)can と過去分詞 used の間に原形 be があります。

The gym can be used by all students.(体育館はすべての生徒が利用できます。)利用する人が重要なので by 以下を残しています。

This door must be locked at night.(このドアは夜に鍵を掛けなければなりません。)義務を表す must と受け身を組み合わせています。

Your answers should be checked again.(あなたの解答はもう一度確認したほうがよいです。)望ましい行動を should be checked で表します。

The schedule may be changed tomorrow.(予定は明日変更されるかもしれません。)可能性の may の後ろも原形 be です。

This book cannot be taken out of the library.(この本は図書館の外へ持ち出せません。)否定の助動詞 cannot の後ろに be taken を続けます。

よくある間違い

canと過去分詞の間のbeを落とす

These computers can used after school. は誤りです。正しくは These computers can be used after school.(これらのコンピューターは放課後に使えます。)です。助動詞を含む受け身には原形 be が必要です。

助動詞の後ろでbeを変化させる

This room can is used today. は誤りで、This room can be used today.(この部屋は今日使えます。)が正しい文です。主語が単数でも、助動詞 can の後ろは原形 be です。

beの後ろに原形を置く

The door must be lock at night. は誤りです。The door must be locked at night.(そのドアは夜に鍵を掛けなければなりません。)と、lock の過去分詞 locked を使います。

不規則な過去分詞を過去形にする

This letter can be wrote in pencil. は誤りです。This letter can be written in pencil.(この手紙は鉛筆で書くことができます。)とします。wrote は過去形、written が過去分詞です。

確認問題

助動詞、原形 be、過去分詞の三つが順にそろっているか確認してください。

  1. Students can use this dictionary. を、This dictionary で始まる受け身にしてください。
  2. The windows must are closed at night. を正しい文に直してください。
  3. 「この機械はもう一度点検したほうがよい」を should を使う受け身で英語にしてください。

解答

主語が変わっても、助動詞の後ろは常に原形 be です。

  1. This dictionary can be used by students. です。対象を主語にし、can + be + used とします。
  2. The windows must be closed at night. です。助動詞 must の後ろは複数主語でも原形 be です。
  3. This machine should be checked again. です。should + be + 過去分詞 で望ましい受け身を作ります。

まとめ

助動詞を含む受け身は 助動詞 + be + 過去分詞 で作ります。can be used、must be locked、should be checked のように、助動詞の後ろでは主語にかかわらず be を原形のまま使います。動作を受ける人や物を主語にし、動作主が重要な場合だけ by + 動作主 を加えます。自然な日本語では「使える」「鍵を掛けなければならない」と能動的に訳す場合がある点も押さえましょう。

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