I amまでは言えるのに、My sisterの後ろになるとam・is・areのどれを置くか迷う。そんなときは、文の最初の一語だけを見るのではなく、「誰・何について話しているか」をまとまりでつかんでみましょう。
My sisterは「私の姉・妹」で、I「私」とは別の人です。myという語があっても、My sister am…とはなりません。選ぶ手掛かりは、主語全体が一人なのか、複数なのか、Iやyouなのかということです。
この記事では、今の状態などを表すbe動詞の文でam・is・areを選びます。主語を短い代名詞に置き換えると、長めの主語でも考える順番が同じになります。
まず「誰・何についての文か」を囲む
主語は、英文で「誰・何について話すか」を表す部分です。次の文では、角括弧で囲んだ部分をひとかたまりで読んでください。
- [I] am a student. ― 私は生徒です。
- [My sister] is kind. ― 私の姉は親切です。
- [My friends] are kind. ― 私の友達は親切です。
二つ目の主語はMyだけでもsisterだけでもなく、My sisterというまとまりです。三つ目もMy friendsが主語です。myは「私の」という意味で、後ろのsisterやfriendsを説明しています。話題になっている本人は、姉や友達です。
主語を探すときは、日本語にして「誰が親切なのか」と考えてもかまいません。ただし、英語の単語を一つずつ切り離しすぎないようにしましょう。My sisterを「私」と「姉」に分けて、最初のmyだけでbe動詞を決めると取り違えてしまいます。
人以外も主語になります。[This book] is interesting. ― この本はおもしろいです。 では、This bookが一冊の本を表す主語です。人の名前かどうかではなく、まとまり全体が何を指すかを見ます。
I・you・heなどに置き換えると選びやすい
be動詞の現在形の基本は、次の組み合わせです。「単数なら全部is」と覚えるとIとyouで困るため、Iとyouは先に分けておきましょう。
| 主語を短くした形 | 選ぶbe動詞 | 例文と意味 |
|---|---|---|
| I | am | I am ready. ― 私は準備ができています。 |
| you | are | You are ready. ― あなたは準備ができています。 |
| he / she / it | is | She is ready. ― 彼女は準備ができています。 |
| we / they | are | They are ready. ― 彼らは準備ができています。 |
youは「あなた一人」にも「あなたたち」にも使え、どちらでもareです。weは「私たち」、theyは「彼ら・彼女ら・それら」などを表します。theyは人だけでなく、複数の物を受けるときにも使えます。
My sisterならshe、My brotherならhe、この一冊の本ならitに置き換えられます。My friendsならtheyです。実際に英文の主語を必ず書き換える必要はありません。選ぶときだけ頭の中で短くし、もとの主語に合うbe動詞を置きます。
My sister → she → is と考えれば、My sister is kind.ができます。My friends → they → are なら、My friends are kind.です。myが共通でも、後ろの名詞が示す人数によって選択が変わります。
一人・一つと、二人以上・二つ以上を比べる
似た文を並べると、どこが変わったかが見やすくなります。a studentは一人、studentsは複数の生徒です。
| 主語 | 考え方 | 完成した文 |
|---|---|---|
| My brother | 一人の人、he | My brother is tall. ― 私の兄は背が高いです。 |
| My brothers | 複数の人、they | My brothers are tall. ― 私の兄たちは背が高いです。 |
| This bag | 一つの物、it | This bag is new. ― このかばんは新しいです。 |
| These bags | 複数の物、they | These bags are new. ― これらのかばんは新しいです。 |
theseは「これらの」という意味です。今は単語を全部暗記するより、This bagとThese bagsがそれぞれ一つと複数を表すことに注目してください。
二人の名前をand「〜と」でつないだ主語も、ここでは複数です。Ken and Yui are classmates. ― ケンとユイは同級生です。 では、Kenだけを見てisにせず、Ken and Yuiの全体を見ます。二人をtheyに置き換えられるのでareです。
My sister and I are at home. ― 私の姉と私は家にいます。 では、「姉と私」をwe「私たち」に置き換えられます。主語の最後にIがあってもamを選びません。I一語が主語なのではなく、My sister and Iという二人のまとまりが主語だからです。
「文中にIを見つけたらam」という探し方をやめ、be動詞より前の主語全体を指で囲むだけでも、判断の手順がはっきりします。
空欄を埋める過程を声に出してみよう
次の空欄を一緒に考えます。My dog ( ) small. ― 私の犬は小さいです。 まず、My dogを囲みます。次に「一匹の犬だからitに置き換えられる」と考えます。itに対応するbe動詞はisなので、My dog is small.です。
今度はMy dogs ( ) small. ― 私の犬たちは小さいです。 にします。dogsは複数です。主語をtheyに置き換えて、My dogs are small.と書きます。犬だからisなのではなく、この文が何匹について話しているかで変わります。
迷った文は、次の順番で点検してみましょう。
- 主語を最後まで囲む。myやandの後ろも確かめる。
- I、you、he、she、it、we、theyのどれに置き換えられるか考える。
- Iならam、you・we・theyならare、he・she・itならisを選ぶ。
- もとの主語を残して文を書き、意味を読み直す。
誤り:My sister am busy.
正しい:My sister is busy. ― 私の姉は忙しいです。
この間違いなら、「myを見てIと同じにしてしまった」と気づけば、次はMy sister全体を囲めます。理由を一言残すと、同じ文を何度も写すだけで終わりません。
誤り:Ken and Yui is busy.
正しい:Ken and Yui are busy. ― ケンとユイは忙しいです。
こちらは主語の人数の確認が必要です。一人の名前を順番に見るのではなく、二人を合わせたまとまりを見ます。
なお、playやlikeをそのまま使う基本的な現在形の文に、am・is・areを加える練習ではありません。I like music.「私は音楽が好きです」はlikeが動詞です。今回の選び方は、be動詞が必要な文だとわかってから使いましょう。
確認問題
- 空欄にam・is・areのどれかを入れましょう。My sister ( ) a student. ― 私の姉は生徒です。
- 空欄にam・is・areのどれかを入れましょう。My friends ( ) at school. ― 私の友達は学校にいます。
- 「ユイと私は準備ができています」という意味になるように、空欄を埋めましょう。Yui and I ( ) ready.
解答・解説を開く
- is。My sisterは一人の人で、sheに置き換えられます。My sister is a student.です。
- are。My friendsは複数の友達で、theyに置き換えられます。My friends are at school.です。
- are。Yui and Iは「ユイと私」という二人で、weに置き換えられます。Yui and I are ready.です。Iだけを見てamにはしません。
今日は、身近な一人と複数の人を主語にして、be動詞の文を一つずつ書いてみましょう。先に主語を囲み、短い代名詞で言い換えるところから始められます。
