am、is、are はどれもbe動詞の現在形ですが、自由に交換できるわけではありません。どれを使うかは、文の主語によって決まります。意味だけを見て選ぶのではなく、主語が I か、一人・一つか、you または複数かを確認すれば、迷いを減らせます。この記事では主語との組み合わせを整理し、be動詞の後ろに名詞、形容詞、場所を置く基本の肯定文を作れるようにします。
基本ルール
主語が I のときは必ず am を使います。I am a student.、I am happy. のようになります。I is や I are とはしません。am は現在形では I だけと組み合わせる特別な形です。英文を見たときに am があれば、その直前の主語は基本的に I だと判断できます。
主語が一人または一つを表す場合は is を使います。he、she、it のほか、人名の Ken、単数名詞の my dog、this book などが当てはまります。Ken is in the library.、This book is interesting. のようにします。二語以上からなる主語でも、中心となる人や物が一人・一つなら is です。
主語が you、または二人・二つ以上を表す複数なら are を使います。You are kind.、We are good friends.、Those books are new. のようになります。you は一人に話しかける場合も複数に話しかける場合も are と組み合わせます。You is にはなりません。
be動詞は、主語とその正体、状態、場所を結び付けます。後ろが名詞なら Mika is a student. のように「ミカは生徒です」、形容詞なら Mika is busy. のように「忙しいです」、場所を表す語句なら Mika is at school. のように「学校にいます」となります。be動詞そのものをいつも「です」と一語で訳すのではなく、後ろの内容と合わせて意味を取ります。
作り方・使い方
肯定文を作る第一歩は、主語をはっきり決めることです。次に、その主語を三つのグループへ分けます。「I なら am」「一人・一つなら is」「you と複数なら are」です。最後に、主語の正体、状態、場所を表す語をbe動詞の後ろへ置きます。たとえば「私たちは忙しいです」なら、We は複数なので are を選び、We are busy. とします。
人称代名詞だけでなく、名詞の数も確認します。My brother は一人なので is、My brothers は複数なので are です。The cat は一匹、The cats は複数です。名詞の語尾の s は複数を見分ける手がかりになりますが、children や people のように s がなくても複数の名詞もあるため、意味も確認します。
and で二人や二つを結んだ主語は複数として扱います。Ken and Yuki are classmates. は、ケンとユキの二人なので are です。反対に、Ken だけなら Ken is my classmate. です。主語が長くても、表している人数や個数を数えると選びやすくなります。
人称代名詞へ置き換える方法も役立ちます。Mr. Sato なら he、this computer なら it、Yuki and I なら we、your parents なら they と考えます。he、she、it に置き換えられる単数主語は is、we や they に置き換えられる複数主語は are です。ただし you は一人でも are という特別な組み合わせを忘れないでください。
主語と後ろの説明が数の上で違って見えても、be動詞は主語に合わせます。My favorite subject is math. では主語 My favorite subject が一つなので is です。My favorite subjects are math and science. では主語が複数なので are です。be動詞のすぐ後ろにある語だけで選び直さず、文頭から主語全体を見つけます。
見直しでは、be動詞だけを眺めるのではなく、主語と線で結ぶつもりで確認します。I—am、this bag—is、these bags—are の組み合わせを声に出すと定着します。後ろの名詞や形容詞に惑わされず、be動詞を決める基準は主語だと覚えてください。
例文
We are good friends. は「私たちはよい友達です」です。主語 We は複数なので are を使い、後ろの名詞句 good friends が私たちの関係を説明します。friends が複数だからというより、まず主語 We に合わせて are を選びます。
Ken is in the library. は「ケンは図書館にいます」です。主語は一人の人 Ken なので is です。in the library は場所を表し、be動詞と合わせて「図書館にいる」という意味になります。
I am ready for the test. は「私はテストの準備ができています」です。主語が I なので am を使います。後ろの形容詞 ready が主語の状態を示しています。I is ready や I are ready にはなりません。
These pencils are on my desk. は「これらの鉛筆は私の机の上にあります」です。These pencils は複数なので are を選びます。単数の鉛筆一本なら This pencil is on my desk. とし、指示語とbe動詞の両方が変わります。
よくある間違い
I is happy. は主語とbe動詞の組み合わせが誤っています。正しくは I am happy. です。is が「です」という意味に見えても、日本語訳だけで選んではいけません。主語が I なら、現在形のbe動詞は必ず am です。
My parents is busy. も誤りです。parents は両親という複数を表すため、My parents are busy. とします。主語の直前にある語だけで判断せず、主語全体が一人・一つか複数かを見ます。My father is busy. なら一人なので is です。
You am my friend. は You are my friend. と直します。一人の相手へ話しているから is だと考えたくなるかもしれませんが、you は人数にかかわらず are です。また、Ken and I am classmates. では主語全体が二人なので、Ken and I are classmates. が正しい形です。
確認問題
空所に am、is、are のどれかを入れて、文を完成させてください。主語が何人・いくつを表すかも確認します。
I ___ interested in music.My sister ___ at home now.Tom and Ben ___ on the soccer team.
解答
be動詞の後ろの内容ではなく、空所より前の主語を基準に選びます。
I am interested in music.主語がIなのでamです。「私は音楽に興味があります」という意味です。My sister is at home now.姉または妹一人を表す単数主語なのでisです。Tom and Ben are on the soccer team.andで結ばれた二人が主語なのでareを使います。
まとめ
am、is、are の選択は、主語によって決まります。I には am、一人・一つには is、you と複数には are を使います。be動詞の後ろには、主語の正体を表す名詞、状態を表す形容詞、場所を表す語句を置けます。英文を作るときは「主語を決める、人数や個数を見る、be動詞を選ぶ、説明を続ける」の順に考えましょう。主語とbe動詞を一組で確認する習慣が、使い分けの迷いをなくします。
