when と while は、どちらも二つの出来事を時間でつなぎます。しかし、ベルが鳴った一瞬と、掃除が続いていた時間では、自然な接続詞が異なります。when は「〜するとき」を広く表し、while は「〜している間」という時間の幅を強く示します。この記事では、出来事が一点なのか継続中なのかを見て、過去形と過去進行形を組み合わせる方法を説明します。
基本ルール
when は「〜するとき」「〜したとき」を広く表します。短い出来事の時点にも、一定時間続く状況にも使えます。When the bell rang, we were cleaning the classroom. は「ベルが鳴ったとき、私たちは教室を掃除していました」で、ベルが鳴った時点を示しています。
while は「〜している間」を表し、ある動作や状態が続く時間を示します。While Ken was reading, I was drawing a map. は「ケンが読書をしている間、私は地図を描いていました」です。二つの進行中の動作が同じ時間帯に重なっています。
短い出来事が進行中の動作に入ってきた場面では、when + 過去形 と、主節の過去進行形がよく使われます。When my mother came home, I was studying. では、帰宅した時点に勉強が進行中でした。過去形と過去進行形の役割を時間の長さから考えます。
二つの継続中の動作を並べるときは、while + 過去進行形 が分かりやすい形です。While I was washing the dishes, my brother was drying them. は、洗う動作と拭く動作が重なっていたことを示します。while 自体に進行形を作る力があるのではなく、意味に合う時制を選んでいます。
when も継続する出来事に使えるため、「短いなら必ずwhen、長いなら必ずwhile」という絶対規則ではありません。When I lived in Osaka, I often visited the castle. は自然です。初級では、時点を示すなら when、継続中の重なりを強調するなら while と考えると選びやすくなります。
作り方・使い方
まず二つの出来事を分けます。「ベルが鳴った」と「私たちは掃除していた」なら、前者は短い時点、後者はその時に続いていた動作です。そこで When the bell rang, we were cleaning. とし、時点の節を when でつなぎます。
両方が進行中なら、重なる期間を while で示せます。「私は宿題をしていた」「姉は夕食を作っていた」をつなぐと、While I was doing my homework, my sister was cooking dinner. です。両方に was + -ing を使います。
when 節や while 節は主節の前にも後ろにも置けます。When the rain started, we were playing tennis. と We were playing tennis when the rain started. は、基本的に同じ出来事を表します。従属節を先に置く場合、学校英語ではコンマで区切るのが基本です。
状態動詞は普通、進行形にしません。While I was at the station, I saw Ken. は「私が駅にいる間にケンを見ました」です。was at が一定時間の状態を示すため、while を使っても必ず -ing が必要なわけではありません。
選ぶ手順は、出来事の長さを比べ、何を強調するかを決めることです。短い出来事が起こった時点なら when、続く時間の間や二つの動作の重なりなら while が基本です。最後に、それぞれの節の主語と動詞がそろっているかを確認します。
例文
When the bell rang, we were cleaning the classroom. は「ベルが鳴ったとき、私たちは教室を掃除していました」です。短い出来事 rang が起きた時、掃除が進んでいました。
While Ken was reading, I was drawing a map. は「ケンが読書をしている間、私は地図を描いていました」です。二つの継続中の動作が重なるため while が自然です。
I was taking a shower when the phone rang. は「電話が鳴ったとき、私はシャワーを浴びていました」です。進行中のシャワーを主節に置き、短い出来事を when 節にしています。
While my father was driving, my mother was checking the map. は「父が運転している間、母は地図を確認していました」です。同時に続いていた二つの動作を表します。
When I was a child, I lived near the sea. は「子どものころ、私は海の近くに住んでいました」です。when は一瞬だけでなく、子どもだった期間を示すこともできます。
よくある間違い
While I arrived home, my sister was cooking. は、到着という一つの時点に while を使って不自然です。正しくは When I arrived home, my sister was cooking. です。arrived は到着した時点なので when が合います。
When the teacher entered, we cleaned the room. は文法的ですが、「先生が入ってきた時、すでに掃除の途中だった」という意図なら不十分です。その場合は When the teacher entered, we were cleaning the room. と過去進行形にします。最初の文は「入った時に掃除した」とも読めるため、意図に合わせて時制を選びます。
While I was cook dinner, Ken called me. は進行形の形が誤っています。正しくは While I was cooking dinner, Ken called me. です。継続中の動作は was + cooking で作ります。
While I knew the answer, I raised my hand. は、「答えを知っている間」という特別な意味でない限り不自然です。「答えが分かったとき」なら When I knew the answer より When I found out the answer, I raised my hand. が自然です。接続詞だけでなく動詞が示す出来事も確認します。
確認問題
- 「電話が鳴ったとき、私は本を読んでいました」を、
whenと過去進行形を使って英文にしてください。 While Yuki arrived at school, it was raining.を自然な英文に直してください。- 「私が夕食を作っている間、弟はテーブルを準備していました」を、
whileを使って英文にしてください。
解答
When the phone rang, I was reading a book.です。短い出来事は過去形、進行中だった動作は過去進行形にします。When Yuki arrived at school, it was raining.です。到着は一つの時点なのでwhenが自然です。While I was cooking dinner, my brother was setting the table.です。二つの継続中の動作が同じ時間に重なっています。
まとめ
when は「〜するとき」を広く表し、短い出来事の時点にも一定期間にも使えます。while は「〜している間」と継続する時間を強調し、二つの進行中の動作の重なりを示しやすい表現です。短い過去の出来事と進行中の動作なら、when + 過去形 と過去進行形の組み合わせがよく使われます。ただし長さだけの絶対規則にせず、時点か、重なる期間かという話し手の捉え方を見ましょう。
